水族館プロデューサー 中村 元水族館プロデューサー 中村 元

イベントレポート

2023秋(vol.45)~水族館と歩んだ激動の15年~

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祝・超水族館ナイト15周年!

東京カルチャーカルチャーにて『中村元の超水族館ナイト2023・秋』が開催されました。

超水族館ナイトは、2008年の10月に第1回目が開催されて以来、年3回(※)の定期開催を続け、本公演にて堂々15周年を迎えました。そこで、今回のテーマは「水族館と歩んだ激動の15年」

※2022年のみ新型コロナウィルス感染拡大により
 春公演が延期となった影響で年2回の開催でした。

中村
「この15年、水族館業界もオレも激動やし、そもそも超水族館ナイトを通して見てきた社会も地球も大激動やったもんなぁ。お客さんにも人生激動の人いっぱいおるで!」

そんなこんなで、第一部では ”超水族館ナイトの歴史” を振り返りながら、併せて ”水族館の激動の15年” を振り返っていきました。また、第二部では初の試みとして、超水族館ナイトに長く通い続けているお客さんの代表の方々が登壇し、中村さんとのフリートークを展開! 中村さんは以前より「超水族館ナイトを 50回 やりたい!」と声高に語ってきました。また同時に「50回開催を以て区切りをつける」とも宣言しています。つまるところ、今回を入れてあと6回で超水族館ナイトは終了です。

中村
「50回というゴールがいよいよ見えてきたところで、超水族館ナイトの終活的なことも含めてやっておきたいと思ってな!」

そんな想いから初となるお客さんとのトークを企画したそうです。さて、どんな話が飛び出したのか!?

それでは、通算45回目の超水族館ナイトをレポートします。

 

中村元さん
テリー植田さん
(イベントプロデューサー/司会進行)
第二部のゲストの皆さん
(後ほどご紹介します)

 

まずは15周年記念の乾杯から!

中村(挨拶)
「15周年、45回! ここまで続けられたのは本当に皆さんのおかげです! どうもありがとうございました。皆様に幸あれと願いまして乾杯を致したいと思います。乾杯!」

 

乾杯ーーー!!
15周年おめでとうございます!

 


第一部より

テリー
「ズバリ、この15年、水族館はどうだったんですか?」

中村
「今までは水族館ってそんなに増えたり減ったりしないものと思われていたんやけど、でも、この15年間で結構な数の新しい水族館が誕生して、結構な数の水族館が閉館して無くなりました。」

テリー
「それはコロナの影響で?」

中村
「うん、コロナの影響は大きかったね。でもコロナ禍前からもいくつかの水族館の閉館が続いていた。やっぱり社会も大きく変わってきているからね。」

人も社会も目まぐるしく変わる昨今、その変化に対応できなかった水族館は自然淘汰されてしまうということでしょうか。そんな激しい時代でもあります。

 

第一部スタート!

 

ただ、水族館業界全体で見ると、来館者数は(コロナ禍での一時的な落ち込みはあったものの)大きく伸びているとのこと。中村さんがモットーとして掲げる「日本の水族館を大衆文化の拠点とする」という未来に向かって着実に進んでいるように思えます。

 

■ そもそも超水族館ナイトとは

もはや説明するまでもないこととは思いますが、本イベント『中村元の超水族館ナイト』は、中村さんが水族館の大衆文化化と水族館利用者の開拓のために年3回行っているトークライブです。水族館カルチャーを切り口に ”明日からの人生を豊かに生きるヒント” が散りばめられたトークが人気を博しています。実は原型となったテレビ番組がありました。ある特定の趣味の ”同好の士” 30人が集まってディープに熱く語り合うというNHKの特別番組「BS熱中夜話」の水族館編です。

中村
「水族館が大好きなマニアな人たちがいっぱい集まって、オレが中心になってトークをしていくのね。実は今日来てくれているお客さんの中にもその番組に出演してくれた人がおるんよ!」

そのNHKの特番で「水族館」がテーマとして取り上げられ、且つ、中村さんがコメンテーターとして呼ばれたのに理由がありました。

中村
「2005年に全国水族館ガイドの第1版が刊行されました。自分の足で本当に全国100館を回って本にしたのね。これが結構売れまして! そうしたらちょっとした水族館ブームが起きたんです。」

 

多くの水族館メグラーを
誕生させた最初のバイブル!

テリーP
「なるほど! 中村さんの水族館ガイドがキッカケで『全国にこんなに沢山の水族館があるんだ!』ということが世間一般に知れ渡ったんですね!」

中村
「それと2005年まで僕は新江ノ島水族館の仕事をしていて、その時に初めて 水塊 というモノを作りました。それによって ”大人が行ってより楽しめる水族館” というのをヒットさせることができました。そこから水族館へ足を運ぶお客さんがドンドン増えていった、そんな時期でもあったのね。」

そして番組自体も非常に好評で「リアルでもやってみたらどうだろう?」と、当時お台場にあった東京カルチャーカルチャーでの開催が企画されました。ただ、原型はあったにせよ、それはあくまでテレビ番組でのこと。

テリー
「当時の世の中に水族館について語るという文化ってなかったじゃないですか…。」

中村
「ない!ない!」

当初のチケット代は2000円(前売り1500円)でした。

テリー
「果たして、そのチケットを買ってまで水族館のトークライブに来てくれる人がどれだけいるのか? 僕はイベントプロデューサーとして最初は凄く懐疑的でした。」

中村
「うん。オレもそう思っていた! オレが水族館マニアだったらそのお金で絶対水族館に行くと思うわ!(笑)」

そんな不安を他所になんと第1回目から多くの水族館ファンを集め満員御礼に! 斯くして大人気イベント『中村元の超水族館ナイト』の歴史が始まったのでした。

中村
「あつ!オレ今日 ”年表” を作ってきたんよ! 2枚あってこれは前半(2014年まで)や。」

 

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年表の左側の欄が超水族館ナイトの開催No. とトークテーマ、右側の欄が中村さんが関わった主な水族館(展示)の仕事が書かれています。

ここからは 過去の超水族館ナイトの写真(◆印付き◆) も交えながら紹介していきます。

それでは、まず お台場開催 の超水族館ナイトを振り返りから!

 

2023/10/14